北の錦は、蔵人の大部分が地元の農家の後継者。
長年、地元でお米や野菜、果物を育てる
農家の若者が夏は農業、冬は酒造りをしております。
蔵人の中には、実際に酒米も育てる蔵人もおります。
北の錦は、全て米生産者の顔が見えること、
そしてその風土を感じる酒をテーマに、
山里の恵、農の心を醸して参ります。
蔵のある地元栗山町は、道央空知の南に位置する
全国屈指の稲作地帯、黄金の大地です。
北海道産米使用率100%。
特定名称酒100%を大前提に、
各地の農家の米の個性に合わせた酒造りが基本です。
苦みの効いた春の山菜、郷土の漬け物の酸味、
味噌仕立て鍋やキノコ料理に合わせて人生を語る酒、
そして飲み手にとって心地の良い、
杯のすすむ米の甘さとは何かを意識する酒質に
強い思いを持って造っています。