24時間に限りなく近く日本酒の事を考える 〜小林企画室 日本酒マラソン日報〜 さぁ、心を開いて、それぞれの立場から意見を仰って・・・。 ◎私は日本酒の事は何も知らないと自負される方のご意見。 ◎日本酒に関しては、まだまだ初心者という方はこちらから。 ◎日本酒は好き。今後も、もっと好きになりたいという方はこちらから。 ◎無人島に持っていくなら日本酒!墓場にも日本酒は持っていくと決められたお方はこちらから。 21年7月1日(水) ・うちの商品が、白く濁って飲めなくなったというお客様に会いに行った。 ・謝りに出向いたのが、とても閑静な森の中の一軒家。 ・『家の中にどうぞ。』とご主人がいうので、よっぽど怒られるかとドキドキ。 ・そうしたら、家の中は、日本酒がいっぱい。 ・こんなにも日本酒を好きなお客様には絶対可愛がられたい。 ・だから、ご主人に質問されたことは、できる限り、楽しく、面白く、実用的にお答えした。 ・うちの失敗で『日本酒はもういいや。』って言われたら全酒蔵に迷惑をかけちゃう。 ・なんと、そこから1時間、ご主人と日本酒、どぶろく、酒米と水の話で意気投合、すっかり大盛り上がり。 ・最後は『とても楽しかったよ。』とジュースをお土産にくださった。 ・自分にできることで人が楽しくなる。 ・そう思うと、とても嬉しかった。 21年6月29日(月) ・知る会『4っのチーズをめぐる日本酒とワインの物語』が終了。 ・北島さんに、言葉にできないほど感謝している。 ・ワインと日本酒では、チーズを合わせた時の感じ方が違うのである。 ・それを知って欲しかった。 ・『感じられる』。それが大切。 ・『役に立たないレジメ』と『客を客とも思わない言動』だけは、何とかしろと、よく言われる。 ・レジメを真面目につくったらレジメを見て話を聞かない。だからイヤ。 ・そして自分が知って感動したことは、本気の本音で共有したいと思っている。 ・みんな、わざわざ遠方からバス代を払って、大切な時間を費やしてくれる。 ・参加者のみんなに対して、どう恩返しするか。 ・考えるのは、それだけ。 21年6月25日(木) ・7年ぶりの交通事故ということになった。 ・『あ、先日北の錦にお見えになったタレントの小池里奈さんのヤングアニマル酒蔵撮影号が、そろそろ発売になるかも!』と思った瞬間、後方車が追突。 ・追突から5秒間。記憶がない。 ・例えば、追突のショックで人生の記憶がみんな飛んじゃって赤ちゃんに戻ったらどうだろう。 ・『大丈夫ですか?』といわれて『ばぶ〜』とか答えたら事故証明も取りづらくなるかも。 ・すっかり赤ちゃんに戻って、やさしいママや周囲が朗らかに一から育ててくれたら、それはそれでいいかもしれない。 ・『あら、まぁこの子は日本酒が好きな、ちょっとおませで可愛い坊やだわ。』 ・とか言って優しく育んでくれるだろうか。 ・七五三の写真とか、照れちゃうな。ヒゲは剃らなくちゃ。 21年6月24日(水) ・旭川酒蔵まつり。 ・終始、モテモテのブースになって嬉しかった。 ・あと、福田さんの『目からウロコの日本酒講座』を拝聴して元気を頂いた。 ・『うなぎの硬くなったやつ』を日本酒を入れたプライパンで煮詰める。 ・そうすると、うなぎが『ふっくら、ほっこり、ふわふわ』する。 ・という、あの話は素晴らしかった。 21年6月22日(月) ・このところ絶好調である。 ・究極の粕味噌焼きを、熱心に研究しているのだが、これさえやっていれば、ちっとも寂しくない。 ・昨日は、スルメイカの粕味噌焼きに挑戦。 ・腹が立つほど美味しい。 ・ウマすぎていい加減イヤになった。 ・粕味噌焼きを食べながら1ヶ月で若返るコラーゲン配合のドリンクの朝刊チラシを見るのが、とりあえずブームである。 ・大切なお給料を、それに使う前に日本酒で若返って欲しい。 21年6月18日(木) ・道新文化教室『知る人ぞ知る日本酒が美味しい酒場のカウンターで日本酒を楽しむ会』 ・今回は『桜亭』。(札幌市中央区大通西5丁目昭和ビル地下) ・酒匠の資格を持っていらっしゃるオーナーの加藤さんが、すすめてくださったもの。 ・それが『なんちゃってにごり酒』。 ・本日、体験するまで頭の中で、そりゃあり得ないと思っていたカクテルだった。 ・しかし、実際に体験してみたら、これが、あーた! ・恥ずかしくなるくらい凄かった。 ・頭の中で考えて否定する事ほど、ダメなことはない・・・。また思ってしまった。 ・『生きる』ことは『知る』こと。 ・『知る』は、具体的に感じること。 ・『桜亭』は、日本酒党にとって大切な財産である。 21年6月14日(日) ・よさこいソーランは、素敵だと思うけれど、どんどん庶民じゃなくなってる。 ・1チームくらい、鳴子がバター製で手がつるつる滑って、ベタベタになって、みんな尻もちをついて ・工藤静香みたいな顔で「ただでさえバター不足なのに困っちゃった〜。」とか言ってるチームがいたりしてもいいのに。 ・正直、打ち上げで日本酒を飲まなそうな雰囲気だけは恨めしい。 ・さて、チーズの粕漬けの方は、腰が抜けるくらい美味くできている。 ・知る会で食べてもらうのが今から楽しみ。 21年6月8日(月) ・『子供と田植えなんて、素敵ですね。』という。 ・でも、そうじゃないのである。 ・子供が田植えなんてしないのである。 ・途中でカエルを追いかけて苗を踏むし、疲れてくると苗をまとめて植えたりするし、泥をかけるし、鼻クソはほじるし、尻が出てるし・・・。 ・真面目な子供は、5,6人である。 ・だから、終始、注意しっぱなしである。 ・田植え体験は『楽しもう』ではなく『米作りの苦労を知ろう』という意味もある。 ・その米で、酒を造るのだから、どうしても注意するのである。 21年6月1日(月) ・最近の休日は栗山の子供達と田植えをしている。 ・田んぼに入ったら足と手の爪に泥が入って黒くなる。 ・特に、足の爪に入った泥は、簡単に落ちない。 ・足の爪に泥が入った人と、足の爪に泥が入っていない人と、どっちが清潔か。 ・足の爪に泥が入った人は、働き者で、努力、辛抱が染みついた人の可能性がある。 ・だが農村にはネールサロンがない。 ・足の爪が奇麗な人は、革靴を履いて、蒸れちゃって水虫とかの可能性もある。 ・見た目で、どちらがいいという問題じゃない。 ・そう考えながら、爪楊枝で足の爪の泥を、ほじくるのである。 21年5月28日(木) ・北海道新聞の夕刊に、カラーで載ってる『子供でも遊べる日本酒』 ・父の日といっても、子供(幼児)はお金がない。 ・だからといって、大人が買って、そのまま『渡すだけの役』では不満なのだ。 ・父の日の贈り物に直接『何か、自分が関係している』。 ・そういう実感が欲しかった子供の頃の事を、よく覚えている。 ・話題だけでは終わらない商品になって欲しい。 ・子供は、大人が考える以上に、贈り物にはこだわるんだ。 21年5月23日(土) ・札幌中央区 都ビル5F『銀の雪』さんで日本酒イベントを行った。 ・このお店は、ご店主にやさしく布オムツを着けてもらっているような、やすらぎがある。 ・『やすらぎ』とは何か。 ・自分の場合は、『自分を忘れる』のが『やすらぎ』だ。 ・自分なんて変なものがあるから、疲れたり、寂しくなったりする。 ・最近、急にそう思うようになった。 ・来月の知る会は『チーズと日本酒とワインの相性体験』。 ・チーズの香りは、好き。 ・だが指についたチーズの香りは面倒だ。 ・電話をかける時も、小指でボタンを押さないといけなくなった。 21年5月18日(月) ・おそらく日本で初めての、子供が遊べる日本酒を開発した。 ・人間は怖いもので頭の中のイメージに自惚れると、それを現実のものにしようとする。 ・具体的な形にしたら、実はその後が、とんでもなく面倒だったりする事に気が付いてしまうことがある。 ・しかし、だからといって頭からの出し逃げというのは始末におえない。 ・現実の世界に頭から出しちゃった。頭から生まれちゃった。 ・『出ちゃったものは仕方ないから、コーラとポテトチップ飲みながら大富豪でもしようぜ!』 ・では、済まない。 ・頭から出ちゃう前は『それが、夢だぜー。』とか言ってチャラチャラできるだけだし、まだよい。 ・頭から出すものに、責任を負えるか、いや、出す前に本当に出しちゃっていいのか。 ・そこを考えられるのが社会人ということだね。 ・出っぱなしは、犯罪に近いかもしれないぞー。 21年5月17日(日) ・里山の山菜と日本酒の会が終了。 ・高橋名人の里山説明が詳しくて大変、ためになった。 ・絵に描いたような里山で自ら採った山菜を天ぷらにし、日本酒で乾杯する休日のひととき。 ・贅沢とは、何か。 ・まさに、それを考えた有意義なイベントであった。 ・参加した子供達が15年後も、同じような大人の楽しみができるだろうか。 ・そのためにできることを考える。 ・この町で暮らしていく意味が深まったようで嬉しかった。 21年5月15日(金) ・昨晩、たしか深夜3時だったと思う。 ・突然、ある人に『日本酒ファンを増やすコツを教えてやるから起きろ。』と言われた。 ・確かに、聞いてよかったが、変な起こされ方をしたので猛烈な寝違えになった。 ・寝違え体質の僕だから言えるが、寝違えというのは、つらい。 ・今日は、まるで内側に五寸釘がいっぱい刺さってるデッカイ亀の甲羅を背負わされている気分。 ・首を1センチでも動かすと、稲妻に打たれたような、あの激痛っ〜。 ・ヒゲをつけて『僕の寝違え1万ボルト〜っ、サンキュー!!』とか唄ってるとアリスが一緒に唄ってくれるだろうか。 ・だったら、まだいいけど。 21年5月12日(火) ・演歌と日本酒のマリアージュが終了。 ・そして日本一の炙りもの選手権。 ・優勝は、千葉県代表の『鯨のたれ』であった。 ・例えば、家に『煮干し』っていうのがあります。 ・その煮干しは、どうですか、食べますか? ・実は、煮干しをコンロで3秒ほど炙ると、美味くなるのである。 ・これは、焼きすぎて朝まで放っておいたシシャモなんかより断然うまい。 ・子供の頃、よく牛乳と煮干しをおやつに出してもらった。 ・コンロと一緒に出してくれてさえいたら、煮干しが好きな子供になったに違いない。 ・3秒焼きの煮干しには、コクのある純米酒のお燗である。 ・北の錦の『にごり酒』のお燗も是非、トライされたい。 ・煮干しには日本酒である。牛乳と合わせて喜ぶのは猫だな。 21年5月6日(水) ・お酒を愛する人は、お酒を飲まない人の気持は理解できない。 ・例えば、年に1,2回の温泉旅館の夕食。 ・こういう設定なら、僕は、間違いなく3種類くらいのタイプの日本酒が必要。 ・華やかで軽い吟醸酒一本 ・お燗にして美味しい純米酒一本 ・寝酒にも使える、冷やして飲む濃厚でトロリとした原酒一本。 ・これらがなかったら、楽しい夕食も個人的には牢獄に近い。 ・しかし『それが無くて、へっちゃら』という人が大多数だ。 ・『へっちゃら』な人は、部屋に戻ってチューハイ片手にUNOとかやっちゃうのだろうか。 ・もし、缶ビールさえなかったら個人的には地獄だな。 ・その『へっちゃらさ』が理解できずに酒飲みはパンツ丸出しの浴衣姿で、布団をかけずに寝ちゃうのである。 ・だったら、ウーロン茶か日本酒片手にUNOをやりながら、多少パンツ出しOKの会をやればいい。 ・それが歩み寄りだね。 21年5月1日(金) ・本日、うちの蔵に再びレストランが帰ってきた。 ・HTBの『イチオシ』生中継もあって、とても良い雰囲気。 ・『くりやまコロッケ』の北海道三富屋さんは、町の大切な財産である。 ・ゴールデンウィークはコロッケバーカーを片手に、青春を謳歌したい。 ・ところで。 ・『演歌と日本酒のマリアージュ』のリハーサルで『八代亜紀』の【雨の慕情】を聞いた。 ・【憎い】と【恋しい】を繰り返して、めぐり巡って結果、今の今は【恋しい】という歌だ。 ・【憎い】と【恋しい】が紙一重の感情で、しかも、それが、コロコロ変わっちゃう。 ・そう思うと客観的に【愛】はバカだ。 ・しかし、人間はそういうもんだ。と、演歌を聞いて、少し納得できるのがスゴイ。 21年4月30日(金) ・七番蔵で新酒を楽しむ会が終了。 ・今回はあえて寝かせて旨くなるだろうという酒を、飲み頃ではない今、味わう会だったのである。 ・それをしちゃうくらい、出来上がったお酒が可愛い。目に入れたら染みるな。 ・なんだか皆が盛り上がっていて嬉しくも羨ましい。 ・目的が違うので、あっちが盛り上がっているのと、こっちが盛り上がるのは違うことだ。 ・そもそも人が盛り上がってるのを見るのは、嬉しいが、そんなに楽しくない。 ・こっちは、おしっこを我慢しながら、古本屋でクイズの本とか選んで ・で、そのクイズを本番で出して『何だそれ〜。つまんね〜』とか、言われたらどうしようと思ってるのだ。 ・で、で、それをしたからと言って、別に何か特別、褒められるという事はないのだ。 ・それでも宴会イベントを、やっちゃうのは、どうも原因不明だ。 ・日本酒を好きになって欲しいとか、商品を宣伝したいからとか、いろいろあると思う。 ・でも、やった後に、しばらく『フワフワしたゼリーにくるまれているような』うっとりした気分になる。 ・宇宙に赤ちゃんが羊水にくるまれて浮かんでるやつ見たことないかしら。あれです、あれ。 ・そういう事のために、やっている気もする。 21年4月22日(水) ・ゴールデンウィーク限定商品『大吟醸 大型連休正宗720ml』を今年も企画。 ・2年前は、販売見込みを誤って在庫が残ってしまいゴールデンウィーク後の販売を余儀なくされた。 ・それで苦肉の策として『大吟醸 大型連休正宗』の瓶の肩に『楽しかった』というシールを貼って ・『楽しかった 大型連休正宗』として売ったのだった。 ・企画って、責任あるぞ。 21年4月20日(月) ・連日連夜、日本酒イベントのお風呂に浸かっている。 ・自分で何をやっているか、どのイベントの準備をしているのか、場合によっては、今、何のイベントをやってるのかすら分からず、たまに頭が真っ白になる。 ・一つ言えるのは、今後、そういう事が楽にこなせるようになるための今の試練なのである。 ・イベントをこなして打ち上げをしていると、やっぱり楽しい。 ・試練と、楽しいと、バラン良く配合された人生が目標だね。 21年4月16日(木) ・アンチエイジングという言葉は良くない。 ・なんかヤング達は【中年って、いかにも、つまんなさそーじゃねぇー?】とか、思うからだ。 ・ヤング達に対して、中年は、中年の素晴らしさを自慢しなきゃいけないのだ。 ・『日本酒のお燗の良さが、分かんないだろう〜?』とか ・『白髪って、ネギじゃねーぜ!』とか、何でもいいのである。 ・今の世の中で、一番ダメなのはヤングに媚を売ることだと思っている。 ・『親父くさい』は、実は素晴らしいことなのであって、常に自慢の対象となるものなのだ。 ・『親父くささ』『オバサンくさい』という、ブランドの復権は、自分たちでしなきゃいかんでしょう。 ・だから、それに日本酒を使ってね! ・昔から、僕がいいたいのはそういう事だ。 ・日本酒から、完全に親父くささが消えたら、一巻の終わりである。 ・本当に、旨い酒が分かる。 ・そういう事が『格好良いオヤジ』なのである。 21年4月15日(水) ・寂しさは、日本酒の肴である。 ・孤独は、日本酒の肴であってはいけない。 21年4月13日(月) ・くりやま老舗まつり。 ・2万人以上のお客様。 ・あの人出のごった返し。ショックであった。 ・例えば人気のラーメン屋さんは、お客様に1時間待ちとかさせておいて罪悪感にかられないのであろうか。 ・自分がその行列のできるラーメン屋だったら、どうするだろう。 ・雑誌とかを配っても、風でぴらぴらしちゃってダメだな。 ・きっと、でっかいテレビで、無茶苦茶にボウリングがうまい人のDVDを流すと思う。 ・ハンバーガーみたいなアメリカ人が、すんごいカーブ玉で、7番ピンを、スコーン!!と飛ばして10番ピンを倒すやつ。 ・あれが、人生で一番面白い無音声のビデオだな。 ・まず、それを流す。 ・でも、それに飽きちゃったら、お客はまたイライラするな。 ・そしたら、ついにイスを増やしちゃうかも知れない。 ・それで、それをしちゃったら少しずつ少しずつイスを増やしちゃうだろう。 ・5年後には、9席くらい増える。 ・それで『店が大きくなって味が変わっちゃったね。』とか、好きな事を言われる。 ・気が弱いのってイヤだなぁ〜。 21年4月6日(月) ・前回の続き。 ・【炙りもの】と【演歌】と【日本酒】のイベントで知って欲しい事。 ・この三者は、少し昔の【ベタ】な関係。 ・『なぜか切り離せず抱きしめていた、あの時代の何か』みたいな事でしょう。 ・『ベタ』は『古い』という事ではない。 ・誰もが『あの時、不思議と分かり合えた空気』って事かも知れない。 ・言葉では捉えきれない独特の『しっくり』であるということ。 ・いつの間にか、それが『古い、流行じゃない』で片づけられてしまうのは、一番ダメでしょうに。 ・『親父くさい』が『加齢臭』に代わった頃から、『ベタ』な奴らに、元気がなくなったと思っている。 ・僕は『赤ちょうちん』の世代ではない。 ・けれど、日本酒と、それを取り巻いていた『ベタ』なもの達は、昔と違った何かを僕らの心に残すはずだ。 ・要するに『ベタ』な環境で『ベタ』について語る。 ・それが何だかいいんじゃないかな。 21年4月5日(日) ・今月の知る会。悔しいけど、断念するしかない雰囲気。 ・93回目のテーマは、待望の『演歌と日本酒のマリアージュ』だ。 ・サブタイトルは『日本全国 最強の炙りもの決定戦。』 ・よーするに、最高のスルメ、たたみいわし、ウルメ等々。 ・日本全国から取り寄せた、選りすぐりの【炙りもの】と【日本酒】と【演歌】のコンピレーションを楽しむ会。 ・八代亜紀の【舟歌】には【炙ったイカ】が、いかにふさわしいかを実証する意義は大きい。 ・日本酒初心者優先席をご用意させていただく。 ・これは自分の夢のイベントなので、やっぱり今月やっちゃうかも。 21年4月2日(木) ・2009くりやま老舗まつりに関連する テレビ・ラジオ 出演表 ・4月4日(土) FMアップル【北海道歴史探訪】 AM11:00〜 酒蔵まつり情報で電話出演 ・4月4日(土) STVラジオ 日高吾郎ショー PM3:25〜 七番蔵から生中継 ・4月5日(日) HBCラジオ【にちようサウンドボックス】AM12:30〜 酒蔵まつり情報で電話出演 ・4月5日(日) FMノースウェーヴ【スパークリングサンデー】AM11:20〜 酒蔵まつり情報で電話出演 ・4月10日(金) HBCテレビ【Hanaテレビ】PM3:00〜 酒蔵まつり情報で小林酒造から生中継 ・と、そういう事になった。 ・酒蔵まつりで【栗山町】に、少しでもお返し出来るものがあるとしたら、素晴らしいと思う。 ・【日本一のきびだんご】谷田製菓さんの、お力添えが本当に大きい。感謝するしかない。 21年3月31日(火) ・そういえば、良い企画がある。 ・趣味は旅行だけれども、最近、そんな時間もお金もない。 ・そんな人のためのイベント ・題して『なんちゃって旅行計画の会』 ・なんと!見ず知らずの男女が『2泊3日の旅の日程を計画するだけ』の会なのである。 ・目的は、国内の温泉を設定。 ・まず1時間。普通の居酒屋で旅の打合せをする。 ・その後、目的地の郷土料理を食べさせる居酒屋に移動して、宿の食事タイムを再現するのである。 ・それで、散々、郷土料理を食べる。もちろん日本酒以外禁止。 ・店を出るときに『わーっ、ホント楽しかったねー。また、旅行しようねー。』とか、可愛らしくバイバイしちゃう。 ・そういう、しらじらしい演技が、旅情を盛り立てる。 ・そうなれば、秋田か沖縄?? ・いずれにしても、もうドキドキワクワクの疑似体験イベントなのだ。 ・しょうがないから、本当にイベントやっちゃうよ。 ・6人くらいのほうがいいかも。 21年3月30日(月) ・先日の知る会。『最強の日本酒の肴 グランドチャンピオンカーニバル』 ・最強の肴は『たらこの麹漬け』となった。 ・食べたことのない酒の肴を今後も、探し続けたい。 ・恵庭のイベントで、ついに『純米吟醸 甘い唇』を初披露した。 ・世界で最も『甘くあってほしいもの』。 ・それは『唇』である。 ・例えば、青春学園ドラマで『キスの味はレモンパイ』とか唄っていたりした。 ・例えば、初恋サワーは、カルピス味である。 ・しかし『そういう味だった。』という断定的な表現は、いかにも、つまらない。 ・とにかく『唇』は、『甘くあってほしい』といつでも願う清い心の方に重点を置かれたい。 ・『甘さ』は憧れである。 ・その『甘さ』は、まるで半分寝て見るオペラのようにつかみ所がなく、どこまでも幻想なのだ。 (それが実際には、納豆のタレみたいな『甘さ』だったんじゃ、いやでしょうに。) ・『甘さ』については断定しない方が、よいのである。 ・(書いていて、頭狂ってるし、疲れてるな自分。と思う。) 21年3月25日(水) ・恵庭と言えば、私の尊敬する『笹松屋』さんからお声かけいただいた千歳日航ホテルのイベントもあり。 ・蔵まつりの取材を、数多く頂き感謝するしかない。 ・今年の酒蔵まつりの限定品。 ・断言してしまうが、21回の歴史の中で一番の出血大サービス。 ・1000円で出す『しぼったそのまま生原酒』一つとっても、まるで吟醸の原酒。 ・その場で100本買いたいくらい。 ・こういう宣伝は、よほど自信がないとしない。 ・そういう私の性格を信じて、お祭りに来場されたい。 21年3月24日(火) ・今月の造り酒屋をもっと知る会。テーマは『日本酒に合う肴 グランドチャンピオン決定戦とお燗』。 ・お燗の素晴らしさをご紹介したい。 その夜 恵庭アイルDEしゃべらナイト ・あと、蔵まつりが近い。 ・なるべく冷静に淡々と準備する。 ・人間『忙しい』と思った瞬間に忙しくなる。 ・なるべく思い込まない。 ・思い込むと頭で考えるから、それがいけない。 ・思い込まないと、感覚とか、自然の身のこなしとか、そういうのが重要だと実感する。 ・なるべく頭で考えない。それが一番。 21年3月17日(火) ・札幌道新文化教室 『本物の日本酒の世界』 ・今見たら講座の中でアクセスランキングは13位だったので、人に構われているだけよかった。 ・今回の企画は『隠れた日本酒が呑める名店の旅』 ・日本酒を素晴らしさを啓蒙する知られざる名店にスポットを当てる企画。 ・満員になったので、以後シリーズ化を決定。 ・また、酒蔵まつりパートナーズへのお申込み、一夜にして本当に沢山頂き感謝しかない。 ・皆さんと一緒に進む北の錦。 ・そういう気持ちを忘れずに、しっかりやり遂げたい。 21年3月16日(月) ・『クレイマークレイマー』ほど、日本酒が進む映画はない。 ・終始、泣き通しで、飲んだ日本酒に匹敵する量の涙と鼻水がティッシュに吸い取られた。 ・環境破壊も甚だしい。 21年3月13日(金) ・酒蔵まつりは、4月11日(土)と12日(日)だ。 ・限定品の中に『栗``と蔵``』(ぐりとぐら)という大吟醸を企画した。 ・これは世界の子供絵本『ぐりとぐら』の事で、自分としては『日本酒と子供の頃の夢』がテーマだった。 ・しかし!な、なんと!事務所内では『ぐりとぐら』さえ知らない人間が半分・・・。 ・自分は勝手に世界のすべての子供が『ぐりとぐら』を読んで育ったと思い込んでいたので、それを知った瞬間、軽い脳震とう。 ・みんな知らなきゃ、意味ないので、瓶に『本物のぐりとぐら』のシールを貼ろうかと真剣にうろたえている。 ・どうする・・・。シールを貼らなきゃ伝わらない。 ・でもシールを貼れば『世界レベルの著作権侵害』???。損害賠償は1200億円くらいか。 ・さぁ、どっちだどっちだ! ・周囲の突っ込みに備えて、財津一郎の『キビシーッ!』というギャグの練習を重ねたい。 21年3月11日(水) ・道新ぶんぶんクラブのイベントが今週末ある。 ・100人枠に400人の申込みがあったようで、これは北海道の地酒の底力である。 ・それにしても、記事の中に ・『蔵元を代表して・・・小林精志専務が酒造りにかけるロマンを語り・・・』 ・という部分が、大スキャンダルである。 ・杜氏でもないのに酒造りを事を、他の蔵の尊敬する杜氏の見てる前で話すという絵図は想像しがたい。 ・当初は、丁重にお断りしたが、ぶんぶんクラブにもお世話になっている。 ・山本リンダだったら『リンダ困っちゃう』で済むだろうが、別に僕は網タイツが売りじゃないから余計困る。 ・でも、ドキドキすることは、やっちゃった方がいいのである。それが青春だ。 21年3月3日(火) ・日本酒の神様は亀だと聞いて以来、神様と同棲して13年くらいになる。 ・彼の目が、いつしか開かなくなった。よく見ると、スンゴイ腫れている。 ・それで心配になって休日に、ペットショップに相談に行ってきた。 ・ペットショップのおじさん曰く ・『お前のように、水槽に2分目しか水を入れずに飼っていたのでは目が細菌にやられるのは当然だ。』と、言われた。 ・水槽の6分目まで水を入れなきゃいけないなんて、13年目で初めて知った。 ・神様の育て方が根本的に間違っていたのだ。 ・なんて、愚かな自分。(実は、目の事も勝手に老化現象だと思っていた。) ・今は毎日、ペットショップで買ったベラボウに高い眼薬を神様の目に垂らしてやる懺悔の毎日だ。 ・お酒の神様、ハンパしちゃってごめん。 21年3月2日(月) ・先日の知る会。テーマは世界の秋田展。(参加者は45名) ・2月に、神社で厄を除けていただいた時に、頭の中に湧き出てきたイメージがある。 ・知る会でお話した『お米がなぜ日本酒になるのか入門』という話は、全部、あの時にイメージしたものだ。 ・あの厄除けの時、久々に自分に会えたという気持ちになった。 ・ああ、こういう気持が大切。 ・それを思い知った。 ・『自分で考える。』 ・これは、案外、狭くてみみっちぃ事じゃないかと思う。 ・それよりも自然と心の底から湧き上がってくるものを捉えてイメージしていく環境と余裕をつくるのが大事。 ・そう思うなぁ。 21年2月27日(金) ・秋田から、持ち帰ったものは自分の一生の宝である。 ・ある杜氏が言った。 ・『30代だからお前は、まだ可愛げがある。40過ぎたいい大人に酒造りを聞かれても、こっちは、ちょっと困っちゃうなぁ。』 ・自分が30代に会いに行った杜氏さんは、東北だけでも60人以上はいる。 ・そう言う意味では、いい30代だった。 ・良い酒造りでご恩をお返しするしかない。 ・最近、南杜氏がマスコミに大人気。これほど嬉しい事はない。 21年2月24日(火) ・秋田の酒蔵研修から帰ってきた。 ・蔵見学を受け入れていないお蔵が多く、どこへ行ったか申しあげることはできない。 ・ただ、天の戸さんのブログ(2/21)に、紹介されてる。 ・http://www.amanoto.co.jp/blog/ 21年2月10日(火) ・夢の商品がある。 ・それが『野趣あふるる露天風呂で誰にも気がつかれず日本酒をお燗にして飲むセット』だ。 ・これが、でたら世の中がひっくり返る。 ・すでに、商品は完成しちゃっているので、説明書を書くだけになっている。 ・正直に言うと、もったいなくて売りたくない。 ・僕は、今の世の中は『余裕のないギスギスした時代』だと思っている。 ・テキトーだとか、イイカゲンとか、ダラダラしたとか、ムイミだとか、そういうのが前より褒められなくなった。 ・ギスギスとダラシナイと、どっちもあんまり笑えない。 ・でも、徹底的にギスギスなのと、徹底的にテキトー(イイカゲン)なのとでは、後者の方が笑えちゃったりする。 ・テキトーとか、ダラシナイとか、ダラダラするのは、悪い事だとは思わない。 ・『野趣あふるる露天風呂で誰にも気がつかれず日本酒をお燗にして飲むセット』は、全力で作ったテキトーな商品だ。 ・全力でテキトーでイイカゲンだから紹介するとみんな笑ってくれる。 ・だったら、それは、やっぱり、どこかで世の中に必要なテキトーなイイカゲンさだと思います。 21年2月9日(月) ・2/21(土)のTVH『けいざいナビ』をご覧なさい。 ・北の錦名物の『樽屋さんのくつの中』が5分にわたって紹介される。 ・これを見たら、酒樽の素晴らしさを思い知る。・・・そういう感じであって欲しい。 ・別件。 ・それにしても今日は、悔しいくらいに気温が高い。 ・よりによって、一番寒くなって欲しい日に!! ・瓶に詰めたての酒に、昨日降り積もった雪をぶっかける。 ・通行人に、なぜそんな事をするのか?といちいち聞かれる。 ・午後から会議がごちゃごちゃあるので、いちいち説明している暇はない。 ・『こいつは、雪が好きな酒なんです。』と答える。 ・見ようによっては、温められた酒の肌に雪が溶けて、一升瓶が雪を食べているようにみえる。 ・『雪食い酒』。 ・季語になるな、こりゃ。 21年2月6日(金) ・冬花火が、今日搾られた。 ・冬花火とは、南杜氏が醸す渾身の力作(純米吟醸)に、僕が勝手に付けるニックネームだ。 ・うちの敷地内で花火大会がある。花火職人が言った。 ・花火のコンテストは、空気が澄みきる冬がいい。 ・冬は花火が一番キレイなんだそうだ。 ・北の錦はすべて冬に生まれる。 ・北海道の澄んだ空気の中で、美しい花のような日本酒を造りたい。 ・そして口の中で花火のようにパッと広がり、サッと消えていく酒。 ・その酒が今、目の前にある。 ・口に入れるまでの緊張感。 ・これ以上は、あまりにも気持が溢れ出て書けない。 ・そういう言葉に出来ない気持を言葉で表現するのが作家という職業なのだろうね。 ・皆さんに春には飲んで頂きたい。 21年2月3日(火) ・年々、寂しさがつのり、神社で厄を除けていただいた。 ・厄を除けた後は、予想通り、気分が朗らかになり、快活になった。体調もよい。 ・人一生の単位で見たら、幸せの積み重ねで人生が成り立っているので、それを信じて具体的に物事を突き詰めなさい。 ・そういう思し召しであった。 ・厄除けは、ロマンスである。 21年1月31(土) ・次々と今年の新酒が搾られる。 ・足の先から頭のてっぺんを突き抜けるような、わくわく。 ・本日、知る会。 ・『幻の泡汁を体験する会』。参加名簿を見たら60人になっていた。 ・凄いね。 21年1月30日(金) ・現在、全国の酒蔵の数は、実質1380場くらいにまで減った。 ・それが本当に信じられない。 ・今日、山田錦の大吟醸を搾って瓶詰めした。 ・素晴らしい出来映えだと思う。 ・『こうも恐ろしく手間のかかる作業を世間が知ったら、3000円がいかに安いか思い知るだろう。』 ・側で見ていた方は、目をむいてそう言った。 ・『国技』だから横綱の土俵際でのガッツポーズは『品格がない』と言う。 ・日本酒は『国酒』と言われている。 ・隠れた努力と内に秘めた闘志、体中に染みついた伝統の技と深い知恵。 ・表だって自己主張しない、そんな職人の世界に、日本人は何を期待するのだろうか。 ・誰にも知られず、少しずつ闇に葬られつつある『日本人の美学』を一人でも多く伝える蔵元でありたい。 21年1月28日(水) ・志村けんさんが、酒を一通り知って行き着いた先が焼酎だった。と仰有った。 ・酒を一通り知るというのは『一通り辛口の酒を求めて』というのなら分かる。 ・甘いか、辛いか。 ・その基準で(表現上)辛い酒を選択しづつけ、追い求めていくと、行き着く果ては焼酎(スピリッツ)になる。 ・だから日本酒に言葉上での『辛さ』だけを追求しないで欲しいのだ。 ・北の錦は『噛みしめるほどご飯のような、ふっくらした甘みと旨味のある酒』を追い求め造っている。 ・日本酒の選択基準が辛口か甘口かになっているのは、その昔、極度の甘口が大半だった事による。 ・もっと『どんな甘さ』なのか『どんなうま味』なのか、そこの表現を充実し、啓蒙していくと日本酒が開けてくる。(かも) ・『焼酎のような辛さのある日本酒です。』だったら焼酎を飲んだ方がよい。 21年1月23日(金) 米に関する痛い想いで(月1で町の新聞のエッセーとして書いてるやつ) ・「白まんま(ごはん) 死ぬまで食べても まだ飽きない・・・。」栗山の新年会で85歳のお爺ちゃんが隣で呟いていましたなぁ。 ・なるほど。あれは鮮烈な一句でした。ややも一世紀食べ続けても飽きない「銀シャリ」とは一体全体何者なんでしょう。 ・栗山中学校の出身の私ですから、茶碗に残ったご飯は一粒だって残しません。なぜって、そりゃあんた当時、副担任だった国語のT先生のお蔭です。 ・何しろ、漢字テスト1問の間違いにつき一回のビンタを食らわすお方でしたから、そんな乱暴な法律を「給食の茶碗に残した米粒の数」に換算されたら、とてもじゃないけれど、こちらの顔の方がモタナイ。 ・師いわく「茶碗にへばり付いた米は、箸の先を味噌汁に浸してから削ぎ取るべし。」と、毎日給食の時間に繰り返し説かれておりましたなぁ。 ・「先生、今日の味噌汁は全部飲んじゃいました。こういう場合はどうやって、茶碗の米粒を削ぎ取ったらよいでしょう?」という私の愚問にも「さすれば牛乳で応用すればよい。」と返ってきた。 ・「農業が支える町、栗山」のお米だからこそ尊敬の念を強く持て。お前が将来、造るだろう日本酒は、そのお米が原料なのだから。と、そんな教えだったと今は思うようになりました。 ・ただ、いまだに「100回以上のビンタのお返しだけは、隙あらば・・」てなことを思うこの頃なのです。 21年1月16日(金) ・ある新年会。 ・職人のおじさんと日本酒の一升瓶は大きいか否かという事で首を絞め合う大激論になった。 ・おじさんが、あまりにも僕に反抗するので、そういう事になった。 ・『首が苦しい、苦しい・・・』といいながら、おじさんは僕の話を聞いた。 ・僕が思うに、一升瓶は適当なサイズなのだ。 ・今の人が、見落としている最大の点。 ・それは『日本酒は飲むだけのものだ』と考えている事だ。 ・僕は小さい頃から、毎晩一升瓶の減り方を見ている。 ・家族の中で日本酒の飲むのは父親だけ。 ・しかし、父親がいない日も、7人家族の食卓には日本酒が立っていた。 ・献立によって日本酒の減り方が違う。 ・煮染めの場合は1合、いくらの醤油漬けは2合、すき焼き風の肉鍋の場合は3合・・・。 ・そういう風に、日本酒がみるみる減っていった。 ・そう、日本酒は世界一の調味料なのだ。 ・しかし、それがどうしてそうじゃなくなったのか。 ・それを考えただけで逆上しちゃう。 ・続きは次回。 21年1月7日(水) ・1月11日(日) ザ・鉄腕!DASH!!の登場が確実になった。 ・これで『泡汁を世界遺産に!』という野望へ一歩近づく。 ・それにしても、蔵人の知恵は素晴らしい。 ・要するに、蔵元(社長)の家には、その昔、食べ切れない程の鮭が御歳暮として届く。 ・農家出身の蔵人らが、イモやネギを持ち寄ってくる。(栗山町の特産だ。) ・それらの組合せで極々自然の流れで北の錦の泡汁は『鮭のアラ汁』になった。 ・鮭のピンクと泡の白さが、誠に美しい。 ・そういう感動を言葉に表現するのは無理。 ・心に深く残ったもの。 ・それを忘れないのが文化だ。 ・活字に残せるものではない。 ・言葉にとらえられないもの。それこそが大切と思う。 ・日本酒の味わいは、その点、他の酒類に比べて難しい。 ・言葉にできないものを淘汰する風潮があるなら、それと戦わねば文化は残らない。 20年12月27日(土) ・10月、寂しくなって入った名古屋の栄の居酒屋で食べた厚揚げ。 ・あの『外カリ中ふわ』の厚揚げのレシピを探そうと、休日は書店という書店の本屋の料理本、専門書を調べ尽くした。 ・しかし、あの厚揚げレシピは存在しなかった。 ・以来、自分で厚揚げを揚げ続けた。 ・12月になって、厚揚げを作らなかった夜は3日だけ。 ・それでやっと『あの厚揚げ』に行き着いた。 ・毎日、火傷もしたし、上あごの皮もムケムケだ。 ・けれど厚揚げには、日本人が幸せになる魔力がある。 ・1日30分の積み重ねで、どうしたら人が喜んでくれるか。 ・今さら、それを考える。 ・で、今日の知る会。 ・1日中、180個の厚揚げを揚げを続けた。 ・第88回のテーマは『真面目な日本酒講座をやりながら、厚揚げ作りに挑戦する会』 ・結果から言って、真面目な日本酒講座をやりながら、それと同時進行で厚揚げを揚げ続けるのは無理。 ・それがよく分かった。 20年12月20日(土) ・寂しくなって札幌のラーメン屋に入った。(寂しくなると、すぐにラーメン屋に入る。) ・お客が帰るたびに3回きっちり『ありがとうございま〜す』という店だった。 ・3回も言うことが、果たして良いことか考えて泣きそうになった。 ・『心を込めた凝縮のありがとう1回』と『ありがちな、アリガトウ3回』の分かれ道、そこに何があったのか。 ・よく観察すると、席を立ってドアに向かう時点で1回目。 ・ドアを開けきった時点で2回目。 ・ドアが閉まるちょっと前に3回目を言う。 ・但し3回目だけは『ありがとうございました〜ぁ〜ん』と言うのだった。 ・こういう人は大抵、日本酒を飲まない。 ・政府が『凝縮のありがとう1回』強制キャンペーンとかしてくれたらいいな。 ・数が多くても、価値が下がる事もある。 ・日本酒を造るとそーゆーどうでもいー事に、しつこくなる。 20年12月19日(金) ・平たく言うと当社で鉄腕!DASH!!の収録があったのは、本当の可能性がある。 ・それでここからはイニシャルトークになる。 ・Tキオの長瀬さんが北の錦の泡汁を食べていただいた。(らしい) ・それで泡汁を食べて『うまい!』を連呼し、本当に満足していただいた様子であった。(らしい) ・Tキオの長瀬さんが北の錦の泡汁を食べた。 ・そのことは『泡汁世界遺産計画』をスローガンに、数年取り組んできた一つの成果といえる。 ・9月にリア・ディゾンさんが来社した時も、泡汁を食べさせたら良かったな。 ・リア・ディゾンさんが、泡汁を食べてる様子の写真集だったら3冊は買う。 ・ところで、毎日、厚揚げの研究をした成果が着実に出ている。 ・『水切りは、しっかり』と料理本には書いてある。 ・しかし丸1日重しをかけて水切りしたら、とんでもなくマズイ厚揚げができて感動。 ・本当を言っちゃうと豆腐に酒粕の衣をつけたお土産を開発したいと考えている。 ・ということで毎晩、厚揚げを食べる連続記録更新中。 ・びっくり日本新記録の轟二郎さんも、出場し続ける事に意義を感じていたに違いない。(←言ってること古すぎ) 20年12月16日(火) ・『樽屋さんの くつの中』という商品をつくってみた。 ・これを考えてから24時間後には、もう店頭販売し始めた。 ・100年の樹齢の秋田杉のチップを不織布でくるむ。 ・それを『くつの中』に入れて天然の除湿効果をねらう商品。 ・酒樽の文化を伝えるには、もってこい。 ・『天然の〜』というフレーズは効果的だ。 ・『天然だから除湿できる』『天然だから薫る』『天然だから腐らない』 ・すごい便利な言い訳ができるので助かる。 ・1年後はロマンスのある商品に育てる。 ・1年後は『自信があるから電話はかけません!』とか言ってる化粧品の社長みたいになるつもりでいる。 20年12月10日(木) ・どれくらい【心、時間、手間】を掛けたものであるか、それをどう伝えるか。 ・一番、肝心で一番伝わりづらい事のように思える。 ・すぐには伝わらない。 ・だから努力と根性で伝えるしかない。 ・酒造りも努力と根性となので、結果、全て努力と根性である。 ・話は変わる。 ・ここの所、急に【泡汁】が脚光を浴びている。 ・鮭の三平汁に、発酵中の酵母の泡を浮かべてやる北の錦 独特の泡汁だ。 ・昔の蔵人は、過酷な酒造りに耐えつつ、独特の食文化を築いていった。 ・泡汁は、その文化の華。究極の蔵人料理といえる。 ・それを1月の知る会のテーマにする。 20年12月4日(木) ・テレビをつけたら、不況だ不況だ!って騒いでる。 ・政治も、景気(お金)だ景気(お金)だって言い過ぎる。 ・そんなに騒がないで、漬け物とか漬けたらいいのにと思う。 ・隣のおばあちゃんが漬けた漬け物と日本酒があれば、その時だけは孤独じゃない。 ・『いい時』を前提にするから不況であって、『悪いの時』を前提にしたら普通になる。 ・酔うと泣きながら戦争の話をするジイちゃんは、爆弾で焼けて何にも、なくなりゃ不況じゃなくなる。 ・って、そういう話をよくする。 ・やっぱり、お年寄りを労ることが大切だと思う。 ・日本酒の仕事してきて、それは心から思う。 20年12月3日(水) ・寂しくなって、辿り着いた名古屋の栄で食べた厚揚げが旨すぎて、また元気になった件。 ・あの感動が日本酒を盛り上げるのは間違いない。 ・そして厚揚げ(豆腐)を日本酒と合わせようと、絹ごし豆腐で厚揚げをつくる。 ・150℃設定で、20分以上揚げたら、どんどん縮むだけで中の豆腐が美味しくなくなった。 ・豆腐料理の本にも、ネットにも、あの厚揚げと似た色のものがない。 ・【食パンの焦げすぎ】みたいな色をしていた。 ・外側がカリカリで、内側がふわふわなのだ。 ・長珍(酒の名前)を飲み過ぎて、店の名前も場所も覚えてない。 ・ああ、外カリ中ふわ・・・。 ・知る会でいつかやりたい。 ・4人くらいの選手が、それぞれの厚揚げを自分で、その場でつくる会。 20年12月2日(火) ・海苔と日本酒の相性体験会。 ・栄えあるベストオブ海苔巻きは【大根の酢漬けチーズのせ海苔巻き】に決定した。 ・1ヶ月、海苔に取り組んできて、大変に有意義であった。 ・佐賀の丸山海苔店の海苔は、別格に美味しい。 ・普通は、海苔だけでは、酒の肴になりにくいが、これはそうではない。 ・磯の香りが豊かに口の中に広がり、旨味がとろけ出す。 ・飲み込むのが、大変にもったいない。 ・ローストチキンと大葉の千切り、梅チューブのせを海苔に巻いたやつは、一切支持されなかった。 ・こいつはビールのつまみだ! ・そういう皆の感想は、知る会らしくて素晴らしかった。 20年11月22日(土) ・近年『日本酒は絶対的に美味い!』という常識と大前提の上で ・『でも、こんなマズイ日本酒もあるんだよ。と、それを君は言わんとしているんだろう?』・・・・『だよね!』『だよね!』『だよね!』 ・という、ちょっと譲った態度も、幾分必要だと思っている。 ・でも、マズイものを、どう美味しく食べ飲みできるのか? ・そういうのが、毎日面白く暮らしていくという事でしょう? ・世の中、簡単じゃない。 ・でも簡単に済ませようとすると『日本酒は絶対的にマズイ!』って言っちゃうような気がする。 ・『マズイ!』って言っちゃうと、簡単に『いい』とか『ダメ』みたいに分けられるから相手に伝わるみたいな感じ? ・でも、世の中、そんなに簡単じゃない! ・簡単な飲み物を造っている訳じゃない。そういう事を伝えたい。 20年11月21日(金) ・久々に、酒名を思いついた。 ・純米酒『愛と醸し味のボレロ』。 ・うちの浄水器は、蛇口をひねる度に『愛と哀しみのボレロ』を演奏する。 ・『醸し味(かもしみ)』というのが、うさんくさい気もするなぁ。 ・まぁ悩む範囲でもないだろう。 ・どこかの会社が先に登録商標取ってたら、逆に嬉しかったりして。 ・そんな事に悩んでいるのバレたら、ちょっと格好悪いし。 ・居酒屋のメニューに、いきなり『愛と醸し味のボレロ』とか書いてあったらダメかなぁ。 20年11月17日(月) ・今月の知る会のテーマは『海苔(のり)』 ・海苔を常に携帯して、食べるもの食べるもの、全てに海苔を巻いて食べている。 ・そうすると、なぜ餅に合うかとか、なぜ卵焼きに合うかとか、そういう事が痛いほどよく分かる。 ・毎日、でかいのが10枚入ったやつを確実に1セット消費している。 ・胃の中は、さぞ黒いだろうな〜。 ・居酒屋のお嬢ちゃんは『海苔持参で、うちの食べ物に片っ端から海苔を巻いてメモをしている男はスパイでしょうか?』 ・と店長に報告しているに違いない。 ・あと映画『ハッピーフライト』を見ながら、ポップコーンのバターしょうゆ味に、海苔を巻いたら美味しかった。 ・吹石一恵も海苔好きだったらいいな〜と思う。 ・そういう毎日だ。 20年11月14日(金) ・居酒屋で日本酒90mlづつ飲ませてくれる居酒屋があった。 ・さらには45mlという量で飲める酒もある。 ・180mlだと700円するお酒も、90mlだと350円ということもあり素敵だ。 ・45ml単位で飲める酒は、180mlでは1,300円する純米大吟醸だったので、45mlだと350円で飲めた。 ・調子に乗って4杯も飲んだ。(そしたらお前、最初から180mlにしろよ〜と言われた。) ・これは、青春以来の素敵さだ。ビューティフルサンデーだ。 ・日本酒を知ってもらいたいと思う店主の気持が知り得て、かなり嬉しくなって、これは夢だと思った。 ・さらに、そのあてに店主が出した【厚揚げ】が、もうこれはハチャメチャな旨さときた。 ・外側がカリカリのオールドファッションの焦げすぎみたいになってて、中の方が『とろふぁーん』となるのだ。 ・醤油をつけすぎたら、店主に怒られた。 ・これ以上、説明すると、もったいないので次回の知る会のテーマとなった。 ・次回のテーマは『日本一うまい厚揚げを目の前で造って、日本酒を飲む。だから大掃除は明日だ。』に決定。 20年11月11日(火) ・本日の北海道新聞にも記事が載っているが、すごい事が起きた。 http://www.sakuranbo.co.jp/07bungaku/ ・造り酒屋をもっと知る会を一緒につくってきた小林成美くん。 ・彼女がさくらんぼ新人文学賞奨励賞を受賞したのだ。 ・山形さくらんぼテレビと新潮社が新設した女流作家新人輩出を目指した、この新設の文学賞。 ・応募631作品中の3作品に選ばれたのだから、舞い上がる。 ・何もない所から自分の夢を創り出す姿を近くで見せていただき、大変な勇気を頂いた。 20年10月28日(火) ・STVラジオに、急に『くさや』の事で出演することになった。 ・日本酒の事ではなく『くさや』の事で・・・。 ・しかも頼まれたのが2時間前。 ・『北海道でクサヤを食べた人』を調べたら僕に行き着くという。 ・んな、あほな。 ・どういう調べ方をしたら『くさや』から僕が引っ張り出せるのか・・・。 ・誰かの陰謀に違いない。 ・孤独死しそうなのに、そこから這い上がって『ラジオで明るく爽やかに、くさやを語る』のはしんどい。 ・ただ『日本全国くさいものまつり』の宣伝ができたのは素敵なことだった。 ・そうそう、リア・ディゾンさんが、うちの会社に来たとたんに、妊娠発覚。活動休止になった。 ・悩んだが、そのことは、もう、どうでもいいことだ。 ・くさやとリアは関係ない。 20年10月25日(土) 『やっぱり孤独は、いいもんだ』(月1エッセー 栗山のミニ新聞に寄稿しているやつ) ・小学生の頃、ザ・ベストテンという歌番組では『心に染みる暗ーい演歌』がバリバリ元気で五木ひろしが何週も1位になった。 ・兄姉も、フォーク全盛時代、グレープの『精霊流し』とか、かぐや姫の『神田川』とか、暗ーい歌をなぜか楽しい晩飯の後に聞いていた。 ・僕の周りにも薄暗い部屋に引きこもり、中島みゆきを聞いてモンモンしている奴がいたし、かく言う自分も、夕張川のほとり、読みもしないゲーテの文庫本片手に『ああ、僕の孤独は世界一かも・・・』となどと呟いて格好つけていたのを思い出す・・・。 ・あの頃は『寂しさ』とか『孤独』を歌や本を通じて(わざわざ)自分に抱えこむのが、ある種の心の救いとゆーか、人間的な深みにつながっていくとか、そう信じられていたような気がする。 ・でも、それはやっぱり『寂しくて孤独』。けど今の時代は『寂しい』とか『孤独』への対処方法が全然違うような気がする。 ・携帯とか、メールとか、ニンテンドーDSとか、レンタルDVDとか、そんなのが一杯ある。 ・つまり言うと『お手軽に寂しさから逃げられる時代』になったと思う。 ・う〜ん『赤ちょうちんのカウンターで一人、演歌を聴きながら、おでんと日本酒・・・。』笑っちゃうけど、僕はやっぱり、そういう方が好きだなぁ。 20年10月21日(月) ・しかし、世の中落ち込んでる場合ではないのであった。 ・夢とか希望とか言ってたって、トンカツやラーメンを食べている時が、一番幸せだったりする。 ・それで満腹になると、また『先行き夢がない、希望がない』って言っちゃうんだよね。 ・とにかく、そういう実態のない、ふわふわした事は死んだ後で期待しちゃえば良いのだ。 ・丹波哲郎の『死んだらどうなる』じゃないけれど、あんな風に霊界が楽しいんだったら、落ち込むことはないのだ。 ・実際の死後が違ってたら『なんだ、クソ!全然違うじゃネーか!』って言って、バラのいっぱい咲いた雲の上で、ふわふわジャンプしてるのだろうか。 ・エンマ様に舌を引っこ抜かれて、血がドバッとでて、挙げ句の果てに鬼に釜のお風呂で茹でられるよりはマシなもんだ。 ・たまたま天国に行ったら、近所のおじさんが釜ゆでされてたら気の毒に思うだろうな、やっぱり。 ・そういう意味で、服役とか、償いとか必要なんでしょうね。釜ゆでより、ずっといいもの・・・。 ・最近、そういう事を考える。 ・日本酒の新しい形とか、なんとか言っても、全部古いものの寄せ集めに過ぎないんだからね。 ・そう、これはもう、どんどんやるしかないのです。 ・それで『これは新しいのだ!』とか言って威張ってればいいのだと思う。 ・それに巻き込まれる人が、結果幸せになったらそれでいい。 20年10月16日(木) ・ぼやっとしてたら、また札幌道新文化教室の『本物の日本酒の世界』が始まった。 ・蔵見学した後に、町の酒屋さんで、そのお蔵の商品を一本買うという完全疑似体験教室を行う。 ・新しい形の試みだが、実際、過去の試み同士を合体させたに過ぎず、自分の中で新鮮な感動が湧いてこない。 ・日本酒の伝え方の新しい形を思い描けなくなったら、自分の中で急速に世界が収縮していく。 ・それが怖い。 20年10月10日(金) ・寂しくなって、釧路に丹頂鶴を見に行った。 ・鶴はいいな。 ・30代は、幸せより、孤独と寂しさをいかに内包していくかが大切と思う。 ・孤独だったり寂しかったりしないと、そもそも幸せなんて感じられるだろうか。 ・それをいつも考える。 ・そんな時に、お燗がよい。 ・『おかまいなく』の『おかまい』が、日本酒をふっくらと温める。そういうことだろう。 ・『おかまいなく』という言葉が好きだ。 ・『奥さん、おかまいなく』と言っても、奥さん(架空上)は『何もお構いできませんで』。 ・そういって、ふっくら温かいお燗をつけてくれる。 ・ああ、奥さん(架空上)のお燗。 ・それが無くなったら日本に生きる意味もない。 20年10月3日(金) ・なんちゃって同窓会が終わる。 ・同窓会と日本酒のコンビネーションが痛烈に難しいと終始悶絶。 ・ただ、参加者は一貫してクラスメイト同士という設定で、その演技を強いられるため(緊張をほぐそうと)日本酒をよく飲んでくれる。 ・30代前半のクラスであったが、みんな日本酒(味わい)に造詣が深く嬉しくなる。 ・やはり確実に盛り上がったので、ここに幸せは埋もれている。 ・掘り進めていこう。 20年10月1日(水) ・今日は、日本酒の日。 ・私も日本酒の日に生まれた。 ・驚いちゃうのは、小林酒造には私、含め10月1日生まれの社員が3人いる。 ・仲良くしなさいという思し召しに違いない。 20年9月30日(火) ・100円の竹輪と日本酒をどこまでも楽しむ会に挑戦できた意義は大きい。 ・100円竹輪をどこまで、日本酒のつまみとして最高の肴に昇華できるか。 ・過去85回の中で、もっとも『みみっちぃ』テーマ。 ・きっと『ゴージャス飯と高級酒』がテーマだと続かない。 ・ゴージャスは、お金があるときだけゴージャスでいられるのだ。 ・日常の孤独と不安の中で、いったい僕らは幸せのツブツブを、どう感じて生きていくのか? ・知る会のテーマは、いつもそこにある。 ・あと15回は続けたいもんだ。 20年9月29日(月) ・竹輪の穴に色々詰めて日本酒と楽しむ会が終了。 ・7周年に相応しく、いつまでも飲んでいられるような楽しい会になった。 ・優勝したレシピを紹介。 ・竹輪に細長く切ったアボカドをねじ込んで、わさび醤油で頂く。 ・これだけの事だ。 ・アボカドだけだと、怖いくらいに日本酒と合わない。 ・しかし、竹輪とワサビ醤油で、最強の日本酒の肴となる。(醤油の質やつけ方にはこだわった方が良い。) ・今回は参加者全員と即興で、日本酒と竹輪レシピを合わせていった。 ・とても挑戦的な企画だったが『新しい日本酒の楽しさ』を追究する、知る会らしさ爆発の会であった。 ・100円の竹輪を食べに、わざわざ札幌近郊から、遠くは帯広から駆けつけてくださった参加者に心から感謝。 20年9月24日(木) ・なんちゃって同窓会。昭和47年から51年生まれの同級生のみ募集した。 ・これが、本当に集まるから素敵だ。 ・幸せは、目には見えないだけで、すでに全身を包むように存在するものだ。 ・だから、幸せを見ようとする心があれば(も少し言うと日本酒もあれば)幸せを感じることができる。 ・そんな事を(日本酒と一緒に)今の30代に(お酒を通して)知って欲しい。 ・そう思うから、やる。 ・日本酒のやることは沢山ある。 20年9月22日(月) ・『竹輪の穴に何を詰めるか』をテーマにしたエレガントなイベントが7月27日にある。 ・竹輪は今もあの時代のまま、店頭で99円くらいで売っている。 ・竹輪は、なぜか安くて、サラダとかに、テキトーに混ぜられて使われるくらいになった。 ・結婚式の2次会では、若い男女がポッキーを両側からかじって盛り上がっていくが、竹輪とか“たくあん”だったらいいのにと思うこともある。 ・そんな可哀想な竹輪。 ・だから穴に詰めるものを色々考えて、日本酒との相性を勉強しよう!という企画。 ・竹輪と牛乳が、僕たちの『おやつ』だった時代がある。 ・竹輪やオレンジのビニール皮のついたソーセージが僕らは大好きだった。 ・そんな『安くて美味しい僕らの竹輪』だから、セレブでハイソな食材を詰めちゃうのは、僕らの時代のやり方に反する。 ・たとえばキューリはキューリでも、土から生えて、ぶら下がっているキューリを、もげないように洗面器で手洗い。 ・竹輪の穴にキューリを刺すというのではなく逆転の発想で『ぶら下がっているキューリの下から竹輪を履かせる』 ・というのはどうか。 ・これだと、なんだかゴージャスで、若いカップルがドンドン集まってきそうだ。どうだろう。 20年9月20日(土) ・事故米と知らずに扱ったばっかりに、名前を公表された、すべての(被害にあった)会社の事を考える。 ・公表前に国が、責任持って該当商品を回収する訳にはいかなかったのか? ・汚染米を買うお金があるんだから、それくらいはできるでしょう。(お願いだから、そうして。) ・公表によって、死んじゃう人もいる。 ・リストラされて職を失う人も沢山いる。 ・自分の身に置き換えると、これほどの地獄はない。 20年9月19日(金) ・収拾のつかない日々。 ・何となく、行き着くところは『あんたの悪いは、僕も悪い。』ということ。 ・同じ米を扱う人間に、悪い人がいる。 ・だったら、それを良くしていくのは自分しかいないでしょう。ということ。 ・もちろん自分一人が変わっても何も変わらない。 ・でも、今回の米騒ぎがあって、相当な人が『米に対する責任』を痛感したはず。 ・国が悪い。確かに悪い。 ・でも、それは皆でお金を出し合って、政治をつくっていって結果そうなったから。 ・話を突き詰めると、外国で、そういうお米を(知ってか知らずか)食べざるを得ない人もいる。 ・もっと言っちゃうと飢えで苦しんでいる人は汚染米以前の問題に直面している。 ・そこまで何十回も考えて、じゃどうするのか?考える。 ・『国が悪いは僕も悪い。』 ・だから少しでも良くなるように行動する。そういう事だと思います。 ・たった何十年前は『お国のために。』そう言って死んでいった人が沢山いる。 ・世界やお国にために自分が今、どうするか考えにゃいかんでしょう。 20年9月16日(火) ・毎日毎日『事故米は使ってません。うちは97%が北海道産米、酒米は契約米が中心、のこり3%が兵庫の特A山田錦です。』 ・その繰り返し。 ・イベントをやっても『お前のとこは大丈夫か?』と聞かれる。 ・『原料の買い付け』は日本酒メーカーにとって命である。 ・日本酒メーカーの誇りは『米にこだわり、産地も品種も明かな原料を使っている。』こと。 ・日本酒の原料は、米と水だけ。 ・それを考えると『米には完璧に気を使う。』それは大前提。 ・米の質に関して誰にも文句を言わせない。それが蔵元の誇りだ。 ・それは焼酎も同じはずだ。本当に悔しい。 20年9月10日(水) ・それにしてもお米が1キロ80円で取引できるとは・・・。 ・全て本醸造以上の当社にとって、1キロ80円の白米を原料にすること自体ができない。 ・北の錦の使用白米は一番安い米でも230円ほど。 ・北海道産米の比率は、来年にも97%以上。(3%は有名な山田錦) ・安さに安易に飛びつくと世の中が無茶苦茶になる。 20年9月6日(土) ・読めば読むほど、前回の日報は文章が稚拙であった。 ・言いたいことは、『昔より今の方が、みんな寂しいんじゃないか。』 ・『だから、違うところから、寂しさを受け入れる壁を作っちゃう』ような感じがあるんじゃないか。 ・そういう事だ。 ・だから、寂しくない日本酒をつくる。 ・そういう発想は、最も意味がない。 ・お酒を一緒に飲むという行為には『お前も寂しいけれど、自分だって寂しい。』という『分かち合い』がある。 ・いつだって、どこだって『君と僕は一緒。』。 ・堂々と言える時代がいいと思う。 ・そこに日本酒が必要だという話。 ・(もっと深く、このことは考えなきゃいけない。) 20年9月3日(水) ・世界一美味しい日本酒がなぜ飲まれなくなったかの適当な考察。 ・子供の頃、ザ・ベストテンでは、演歌がバリバリ元気で五木ひろしが何周も1位になった。 ・NSPとか、グレープとかフォーク音楽も、子供にもなんとなくジーンしちゃう、行き着くことのない切なさがあった。 ・中島みゆきを部屋にこもってモンモンと聴いている友達も多かった。 ・『寂しいくせに、寂しい曲を聴いたら、余計寂しくなるじゃん!』と思うのが普通だ。 ・けれども、今考えると25年前のあの頃は【寂しくなって良かった時代】としか言いようがない。 ・一方、私の世代は(私も含めて)『今流行の寂しい曲って、完全に意味不明で訳分からん』という。 ・すなわち『じーん』としない。 ・ということは、少なからず【30代後半には、分からなくていい寂しさ】なのだ。 ・『今の曲について行けない』という人がいる。 ・でも、ちょっと待った。 ・実はそうじゃないんじゃないかしら。 ・思うに『そこは触れちゃマズイでしょう、寂しくなるから〜』 ・そういう【寂しさのボッチ】に触れていないのだと思う。しかも、わざと。 ・(逆に言えば寂しさのボッチに触れた曲はヒットしないということ) ・だったら、日本酒は飲まないでしょう。 ・だって日本は演歌なんだから。(これの説明は省略) ・日本酒に【寂しさのボッチ】をイメージするなら、少し避けたくなるのも分かる。 ・生意気なことは言えないが、ちょっと思う事がある。 ・それは『昔よりずっとずっと今の方が寂しい時代』なんじゃないかって事。 |